第24章 疾走から失踪
体育館
日向
「…ローリング、サンダーッ‼︎」
翔陽が、ゴロリと前転しビシッとポーズを決めた。
潔子先輩が、それを冷たい目で見た後、用具室に向かってった。
日向
「ふふっ…ん?」
あ、皆戻って来てる。
日向
「お帰りなさい!」
影山
「日向!このボケ!お前、何処で何してた!」
飛雄の剣幕に、翔陽は顔を青くした。
日向
「あ!ええと…赤いジャージの人が迷子になってて…」
影山
「迷子はお前だろ!」
日向
「そ、そうなんだけど…研磨もバレーやってるっていうから、つい話しちゃって…」
影山
「誰だよ!」