第24章 疾走から失踪
日向
「煩ーい!お前にも勝つ‼︎(ビシッ」
山口
「ツッキーが負ける筈ないじゃん。だって昔…」
月島
「煩い!」
暦
「え?何々?」
東峰
「走るの得意なのか?」
月島
「…放っといてください」
準備運動が終わり、私は用意しておいた保冷リュックを背負った。
月島
「Σ!…それ、重くないの」
暦
「重いけど大丈夫ー」
澤村
「よし、準備いいか。ロードワーク行くぞ!」
日向
「よォーい…ドンッ!」
影山
「…あの、ボケ‼︎」
翔陽が一人勝手にスタートダッシュを決め、飛雄がそれを追いかけ始めた。
澤村
「あいつら、また勝手な事を…!お前ら、行くぞ!」
全
「オ、オス!」