第21章 ショッピング
暦
「あれは、廊下を走ってた私が100%悪いですし、その所為で怪我をしてないか心配するのは、当たり前の事じゃないですか」
及川
「でも、暦ちゃん軽く吹っ飛んでたじゃん。俺は、少し衝撃を感じたくらいだったけど」
まぁ、物理的にそうなるのは必然だし…
暦
「人として普通の事だと思いますよ。マネージャーをしてるから、多少過敏になってるのかも知れませんけど」
花巻
「鳴宮ちゃんって良い子」
松川
「俺は感動した」
何故か、花巻さんと松川さんに頭を撫でられた。
及川
「まっつん、マッキー、ズルい‼︎」
そう言い及川さんも、私の頭に手を伸ばす。
ごちゃごちゃされた結果、髪がモッサモサになりました。
暦
「頭撫でられるのは嬉しいですけど、あんま強くやらないで下さいよ」
及川
「嬉しかった?じゃ、これから俺がもっとやってあげるね!」
暦
「いや、流石に何度もやられるのはしんどいです」
及川
「えー」
なんで残念そうなんだろ?