第19章 憧憬と羨望
町内会チームの勝ちか…
龍先輩と翔陽は、悔しそうに地団駄を踏んでる。
田中
「くっそ〜!スマン、日向!完璧に俺フリーだったのにっ」
日向
「えっ、いえっ」
田中
「けどスゲーぜ。見事に全員、お前につられてたぞ!逆に悔しいくらいだ」
龍先輩が、翔陽の肩をバシッと叩いた。
田中
「次も頼むぜ!」
日向
「!オスっっ!」
翔陽が、くるりと私の方を向いた。
日向
「暦!どうだった⁉︎俺どうだった⁉︎」
暦
「カッコ良かったよ〜!最後の囮とか!」
また見惚れちゃってたし!
日向
「!よっしゃーっ(キラキラ」