第16章 小さくて大きな人
暦
「本当に本当に感動してます」
西谷
「そ、そんな褒めんなよっ(照」
その時、予鈴が鳴り出した。
ノート…忘れてた‼︎
暦
「すみません!私、急いでたの忘れてて…これで、失礼します!ありがとうございました!」
西谷
「おう、またな!」
私は、ノートを抱えて、出せる限りのスピードで職員室を目指した。
“またな”って言ってもらえた…
顔が緩む〜!
烏野の守護神って、きっと西谷さんの事だろうな。
て事は、そのうち部活でまた会える…
沢山話してみたい…
部活が益々楽しみになった。