第15章 白色のジャージ
田中
「あー…一週間の自宅謹慎と、約一ヶ月の部活禁止だったんだ」
日向/影山/暦
「⁉︎」
日向
「ふ、不良!不良⁉︎」
田中
「不良て…違えよ。“アレ”はな〜、ちょっとアツ過ぎるだけなんだよ。イイ奴なんだよ、まじで」
龍先輩にアツ過ぎるって言われるとか、どんだけだ…
翔陽と飛雄も、同じ事思ったに違いない。
田中
「それに“アイツ”はな、烏野で唯一天才と呼べる選手だ!」
日向/影山/暦
「!」
田中
「…まあ今は、クソ生意気影山が入って来たから、“唯一”じゃなくなったけどな」
クソ生意気って(笑)
澤村
「“ソイツ”が戻って来たら、『先輩』って呼んでやれよ、日向。田中みたく、バカ喜びすると思うから」
田中
「Σバカとか…」
てことは、龍先輩と同種な人なのか。←
“守護神”…天才と呼べる選手…どんな人なんだろう…