第14章 大王様降臨
影山
「あと凄く性格が……悪い」
日向
「Σお前が言う程に⁉︎」
影山
「月島以上かも」
田中
「Σそれは酷いな!」
月島は、及川と及川の腕の中の暦を見て、只々イラついていた。
月島
(…何で、赤面してんの?何で、もっと強く抵抗しないの?…ムカつく…)
田中
「お前の知り合いて事は、北川第一の奴かよ?」
影山
「…ハイ、中学の先輩です」
日向
(“王様”の先輩て事は…“大王様”⁉︎)
及川
「やっほー、トビオちゃん久しぶり〜、おがったね〜」
及川が、暦を抱き締めたまま影山に声をかけた。
それだけで、烏野側の怒りが増す。
影山
「…俺…サーブとブロックは、あの人を見て覚えました」
及川
「元気に“王様”やってる〜?」
影山
「実力は相当です」