第13章 練習試合─VS青葉城西高校─
暦
「試合中の冷静さとか、少しカッコイイなって思ってたのに…その性格どうにかならないの?」
月島
「…何?君が褒めるの珍しくない?」
暦
「そりゃ、褒められたる所が無いからに決まってるじゃん。」
月島
「(ムカッ」
日向
「暦、俺は⁉︎俺はどうだった⁉︎」
なにそのテンション?
暦
「第1セットはグッダグダだったけど」
日向
「ゔ…」
暦
「第2セットからの速攻や囮は、カッコ良かった。いつも、翔陽のジャンプには見惚れちゃうんだ」
日向
「え…本当⁉︎カッコ良かった⁉︎」
暦
「うん」
日向
「よっしゃああ‼︎」
暦
「わ!そんな大袈裟に反応しなくても…」
本当に元気だな、翔陽は!