第13章 練習試合─VS青葉城西高校─
戦況は10対9で、烏野のリード。
最初は失敗したけど、翔陽の速攻はドンドン決まってる。
田中
「チャンスボール‼︎」
縁下
「オーライ!」
翔陽が跳ぶと、相手ブロックも跳んだ。
金田一
「来るってわかってたら、怖くねえんだよ‼︎」
日向
「なんだとおらあああ!!!」
しかし、飛雄のトスは、龍先輩に上がっていて─
田中
「待ってましたァァァァ!!!ごっつぁん!!!」
ドゴスッ
見事、スパイクが決まった。
うん、囮もうまくいってる!
田中
「どォだァ、“らっきょう”君‼︎」
金田一
「⁉︎」
らっきょうって…