第13章 練習試合─VS青葉城西高校─
第2セットが始まった。
翔陽が、相手の金田一さんと蛍におちょくられてけど。
因みに金田一さんは、体育館に向かう途中で会った、飛雄の元チームメイトの事。
日向
「ナイッサァーッ!」
澤村
「縁下ナイッサ!」
さあ、翔陽は動けるだろうか…
相手の国見さんのスパイクで、蛍のレシーブが乱れた。
田中
「影山、カバー!」
影山
「ハイ」
右では澤村先輩、左では龍先輩がトスを呼んでる。
でも飛雄がトスを上げたのは─
金田一
「!」
翔陽だ。
そのまま速攻と思ったけど…翔陽の手は、ボールに空振ってしまった。