第13章 練習試合─VS青葉城西高校─
飛雄が、翔陽の前に立つ。
影山
「……………………………………お前さ」
日向
「ッ……………ハイ」
影山
「一体何にビビって、そんなに緊張してんの⁇相手がデカイこと…?初めての練習試合だから…?」
日向
「………………」
翔陽が、尋常じゃない量の汗をかいてる。
影山
「俺の後頭部にサーブをブチ込む以上に恐い事って───…」
スパァン‼︎
飛雄が、左手で自分の後頭部を叩いた。
…怖ッ‼︎
影山
「何?」
日向
「──…とくに思い当たりません」
影山
「じゃあ、もう緊張する理由は無いよなあ!」
スパァン‼︎