第12章 プレッシャー過多
なんとか、私立青葉城西高校に到着した。
皆がバスから降りて、一緒に荷物を降ろす。
日向
「すみません、田中さん。すみません(ペコペコペコォ」
田中
「いいっつってんだろうが!」
私は、龍先輩の吐瀉物ジャージズボンをビニール袋三重で包んだ。
烏野に戻ったら、部室棟の洗濯機借りて洗おう。
田中
「そんな事より、おめーは大丈夫なのかよ⁉︎」
日向
「ハイ…途中休んだし…バス降りたら平気です」
田中
「そうか!ならいい!」
暦
「翔陽、ちゃんと水飲んだ?嘔吐したんだから水分補給必須だよ?」
試合前に脱水症状とかシャレにならない…
日向
「暦…おれ、迷惑かけて…」
暦
「マネージャーの仕事の内だから、気にしなくて良いの!今は、試合の為の水分補給!」
日向
「!ありがとう〜…」
でもまさか、緊張で吐いちゃうとは…今度から多めにビニール袋持ってこよう。