第11章 緊張の様子
影山
「日向ボケェ‼︎さっさと暦から降りろ‼︎」
日向
「////か、影山の所為だろっ‼︎」
本当にね!
暦
「でも、翔陽…重いから、早く降りて欲しい…」
日向
「あ!ご、ごめ、ごめ…Σうわっ‼︎」
翔陽は体を起こそうとして、手を床に突き損ねてしまう。
またぶつかる⁉︎
私は、咄嗟に目を閉じた。
暦
「………!」
でも、痛みはなくて…
暦
「…ん…?」
日向
「ん…ん⁉︎」
その代わりに、唇に柔らかい感触があった。
目を開けば、同じように目を見開いた翔陽の顔が間近にある。
あ、これって…