第7章 新人戦─3対3─
澤村
「…何点か稼げると思ったか?」
影山
「?」
澤村
「…特出した才能は無くとも、二年分、お前らより長く刷り込んで来たレシーブだ。簡単に崩せると思うなよ」
影山
「………」
暦
「かっ…」
カッコ良い!(←危うく声に出しそうになった)
菅原
(か?)
悔しそうな顔してる影山君に、月島君がまた余計な声をかけた。
月島
「ホラ王様!そろそろ本気出した方が良いんじゃない?」
日向
「!ムッ⁉︎」
…月島君も、あの性格じゃなかったらな〜…
日向
「なんなんだ、お前!昨日から突っ掛かりやがって‼︎」
日向君が、ずんずんと月島君に向かって歩いてく。
日向
「王様のトスってなんだ!!!」
それは私も気になってた。