第6章 メガネと存在感
澤村
「月島、良い性格の悪さしてるね〜。鳴宮も、逞しい性格してるな」
暦
「‼︎(ガーン」
澤村先輩から変に思われた⁉︎
月島
「─特に、“家来”達に見放されて、一人ぼっちになっちゃった王様が見ものですよね」
影山
「──…」
私は、負けて口をパクパクさせてる月島君が見てみたい…さっきの今で言えないけど。
田中
「ねぇねぇっ」
田中先輩が、比較的柔和な雰囲気で日向君と影山君に声をかけた。
田中先輩は、あまり怒ってない…?
田中
「今の聞いたあ⁇ウフフ〜、あ〜んな事言っちゃって月島君てば、もうホント──擂り潰す!!!」
影山
「⁉︎」
暦
「すりつぶ…⁉︎コワッ‼︎」
バッチリ怒ってた!
日向君も、月島君にあかんべーしてる。
皮肉屋の狙い通りにならないと良いんだけど…