第49章 罪悪感の先
私は、長机の繋心先輩や先生さんの向かい側に座った。
梢
「おばちゃーん、冷たいお茶下さ〜い」
店主のおばちゃんは、相変わらずの柔かな笑顔で、直ぐにお茶を出してくれた。
はぁー、生き返る〜。
烏養
「で?」
梢
「ん?」
でって何?
烏養
「鳴宮は?」
梢
「?鳴宮は私ですが─って、ああ、暦か!」
その為に来たんだった、忘れてた……決して私が馬鹿だからじゃない、繋心先輩が頭殴ったりするからだ。
日向
「暦、何処に居るんですか?ミーティングにも居なかったし…試合終わってから、まだ会ってない…」
日向君と山口君はシュンとしてて、影山君とツッキー君は不機嫌そうな、2・3年組は心配そうな顔してる。
…暦は、烏野の皆に愛されてるね…
梢
「暦は…ゴーイングトゥーホスピタルナウです」
全
「⁉︎」