第48章 互いの意地
暫くシーソーゲームが続き…
平間
「うわああ…30点越えたぁぁあ…!」
嶋田
「どっちもキツいな…」
烏野と青城…既にどちらもかなり消耗してる…
体力的には烏野の方が辛そうだけど、精神的には青城の方が辛い筈…
でも、両チーム共5点ずつ入れ合った訳だから…
氏家
「及川君ナイッサーブー‼︎」
嶋田
「!ゲッ!今のでローテ一周か!」
再び、及川さんのサーブが回って来た。
ここで逆転されたら、更にキツくなってしまう…
滝ノ上
「でも、このギリギリの状況…さっきのサーブミスも、まだ頭にあるだろうし…及川クンは、どう出るかな…?」
暦
「及川さんは、逃げたりしないと思います」
及川さんは必ず、ジャンプサーブで勝負する…そう断言出来る。
梢
「そうっスよ、先輩。徹ちゃんですよ?サービスエース獲る可能性だって低くないっス」
想像に難くないから怖いんだよね…