第45章 冷静に慎重に
出来れば点差は保持してたかったけど…
ピーーーッ
暦
「あ、次は烏野がタイムアウトだ」
梢
「流れ切る為っスね多分。それより、暦、」
暦
「?何?」
梢
「月島君と影山君て、仲悪いんスか?」
暦
「悪い」
梢
「即答!やっぱりか〜、日向君と比べてセンター使う回数少ないから、なんとなく察してたけども」
暦
「昨日の試合前は、珍しく息合ってたようにも見えたんだけどね」
梢
「へぇー、いつ?」
暦
「えーっと…確か、私が他校の人に声かけられた時だよ。何故か二人して睨んでたから、謝ろうと思ったら…何故か二人に連行された」
あれって、結局何だったんだろ…いまだに謎。
梢
「ほー、へー、そうなんだ。へー!(ニマニマ」
暦
「何その笑い」
なんかキモいよ。