第45章 冷静に慎重に
暦
「あ!」
梢
「なんじゃい」
じゃい?
暦
「あれ見て!翔陽と飛雄が…」
私が指差す先には、翔陽を睨む飛雄と、その前で両手を構える翔陽の姿。
梢
「お?」
飛雄は、スッと両手を挙げ…
ドビチーン‼︎
翔陽
「Σギャッ‼︎」
力強く翔陽の両手を叩いた…じゃなくて、ハイタッチした。
暦
「翔陽と飛雄がハイタッチ…(ジーン」
梢
(Σ感動してる⁉︎)
烏養
「(…よーし…20点台…!─で、問題は─)こっからかな?」
翔陽が後衛に下がり、蛍が前衛に上がる。
…飛雄と蛍のハイタッチも見てみたいな!←