第5章 キセキメンバー乱入(居酒屋)
お陰で赤司くんの目は元に戻りましたよ、火神くんはボロボロですが。
火神くんは肩を摩りながら思い出した様にこう言って来ました。
「痛てぇ…なぁ、式も帝光中なんだよな」
「はい、そうですよ、火神くん」
「式とキセキ達であるお前らの出会いとか気になってよ」
火神くん、今日は唐突過ぎます、高校の時僕の帝光中の話しだけでは足りませんか?足りないんですね。帰りにイグナイトします、もう決めました。
「良いッスよ、式っちとの出会い話すッス」
黄瀬くん何でそんなにシャララってんですか…
紫原くんが黄瀬くんを押し退けながら
「黄瀬ちん邪魔だし〜シキちんとの出会い話すのは俺だし〜」
紫原くんナイスです黄瀬くんをそのまま捻り潰して下さい。
青峰くんが本当に面倒くさそうに
「式との出会いかぁ〜つか面倒くさいから誰か代わりに話せよ」
「ふん、別に話してやっても良いのだよ」
緑間くんに至っては…何でデレ今発動してるんですか…
「帝光の話しは纏めて黒子が話してくれるだろ」
赤司くん何言ってるんですか⁉︎
「テツヤ分かって居るだろ?僕の言う事は絶対だ」
「はい…」
何時の間に赤司くんの目がまた、オッドアイに…
赤司くんがノートと台本らしき物を出して僕に
「台本と桃井から借りた情報ノートがあるから分からない事はない、テツヤ目線で読むか僕達目線で読むかはテツヤが決めろ」
少し時間を貰った僕はそれの台本とノートを交差に見ながら目を通しました。
本当にするんですね…赤司くん
今日僕ずっと語ってますよね…何ですか?赤司くん……ちょくちょく休憩挟んでくれるんですか、分かりました。
では、読みますよ?黄瀬くんは黙って下さい