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The Way【黒子のバスケ】

第9章 W・C


「…あ、結果が出た!」


心結がスマートフォンをチェックすると、そこには既に今終えたばかりの海常対福田総合の試合結果が出ていた。


「どっち勝った?」

「………海常!」

「おおーー」

「やはりな。」



緑間の言った通り、勝ったのは黄瀬擁する海常高校。



そしてその前に起こった誠凛対、紫原擁する陽泉高校は、惜しくも陽泉が誠凛の前に倒れる。
誠凛の準決勝進出が決定したのだった。




「これで、とりあえず決まったね。」

「ああ…」



勝ち残ったチームは……
我らが秀徳、そして洛山、誠凛、海常だ。




「こりゃすげーな…」

「キセキの世代の全面戦争って感じね…」

「……赤司と試合をするのは初めてなのだよ」


帝光を卒業して以来、初めてたたかう相手。
その上未知数な赤司征十郎。
どんな試合になるのか、想像もつかない。
今までとは打って変わって、一筋縄でいかないのは分かっている。



「…………だが、勝つぞ。」

「……おうよ。」

「………うん。」




そう言って3人は体育館を後にした。









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