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純愛ジャンドゥージャ。

第1章 プロローグ


降旗side



初めはただ、「かわいい子だなぁ」って印象だけだった。



俺は別の子を見てたから。

クラスも違うし、
廊下の端と端と言っても過言ではないくらいには教室も離れてるし。


当然部活も違うし、



接点なんて無かった。


ただ、同じ委員会ってだけで、たまに当番が重なるくらい。


ホントに、それだけだったんだ。


そりゃさ、フツーに話もしたし、ちょっとふざけてみたりしたけど、


委員会内だけでだったから、特に気に留めてなかったんだ。

今思えば少しずつ、ほんの少しずつ、


アイツに惚れていっていたのかも、って思ってる。



今は?って?




そりゃもちろん…




大切で、






大好きだよ。






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