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*黒子のバスケ*

第11章 *デート


「もうっ、青峰くん遅いよっ」
次の日。
あたしたちはデートすることになってしまった。
「悪ぃ悪ぃ…ん、私服かわいーじゃん」
「えっ…///」
「ほら行くぞ」
そう言うと、青峰くんはあたしの手を握った。

あたし…もう、ドキドキしてる…。
絶対惚れないんだからっ…。

あたしたちはおなかがすいていたから、いつものハンバーガー屋さんに来た。
青峰くんは、火神くんみたいにたくさんのテリヤキバーガーを食べている。
「火神くんみたいっ」
あたしは笑った。
「…あん?火神?」
「うん。ここ、高校の近くで、部活帰りにいつも3人で来てるの」
すると、青峰くんは黙り込んだ。
「俺の前で、他の男の話すんな」
「え…」
そういうと、青峰くんはそっぽを向いた。
「青峰くん…やき、もち…?」
すると、
「ばっ…!ちげーよ、勘違いすんなっ!ばーかっ!///」
そう言って、顔を真っ赤にした。

青峰くん…かわいいっ…!

すると、聞き覚えのある声がした。
「あれ?火神くんと、黒子くん!?」
火神くんと黒子くんだった。
「空じゃねぇか」
「蒼井さん!…と、青峰くん…?」
「おまえら…!」
「てめぇ、空とふたりで何やってんだよ」

するとふたりはケンカを始めた。
でもなんか…楽しそう。

結局、あたしたち4人で楽しく?食べた。

そして、しばらくしてから、
「行くぞ」
青峰くんが言った。
「じゃあ…また明日!」
あたしたちは、ハンバーガー屋さんをあとにした。

「青峰くんっ、どこ行くの?」
あたしは手を握り、歩き続ける青峰くんに聞いた。

「俺んち」
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