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*黒子のバスケ*

第6章 *蒼井空 side黒子テツヤ


僕が蒼井さんを意識し始めたのは、中2の頃。

前まではなんとも思っていなかったけど、
部活で、部員のみんなを1番に考えてくれている姿。
クラスで、何事も一生懸命、積極的な姿。
そんな蒼井さんを、僕は知らないうちに、いつも目で探していました。

そして、黄瀬くんに指摘されました。
僕はいつも、蒼井さんのことを見ている、と。
僕は、無意識のうちに見ていたのです。

僕が誰かを好きになる、なんてことは、ありえないし、無縁だと思っていました。

そして僕は、家からも近く、蒼井さんと同じ、清凛高校に入学しました。

そして最近、火神くんの様子がおかしいんです。

蒼井さんは、落ち込んでいる様子だったので、聞いてみると、案の定、火神くんの蒼井さんへの変な態度の相談でした。

僕は、急いで火神くんを追いかけ、問い詰めました。

「…っ、俺だって、好きだよ!」

僕たちは、
光と影という関係から、恋敵になってしまったのです。
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