第3章 「貰ったなら」: 黄瀬涼太 : 無邪気・ハグ・キス
未菜「?」
黄瀬「なんでもないっス…」
少し残念そうな、黄瀬。
未菜「?なになに?」
黄瀬「…嫉妬してくれるかと、思ったんスよ。」
未菜「?するに決まってるじゃん。」
黄瀬「へ?」
未菜「涼太に一番最初にあげたかった〜‼︎とか、私以外の女の子から受け取るなんて〜‼︎とか、ちゃんと思ってる。」
黄瀬「そう言う割には落ち着いてるっスね。」
黄瀬は、未菜の腕を掴み、自身に引き寄せた。
未菜「ちゃんと隠してくれてたから。」
黄瀬「!」
未菜「それに、こんなにカッコイイんだもん。沢山貰ってて当たり前だよ。」
ニコッと笑う、未菜。