第1章 「風紀委員だから」: 雲雀恭弥 : 意地悪・ハグ・キス
朝
2年A組
彩「おはよー。」
グッタリと机に突っ伏す、彩。
沢田「あ、おはよう。」
山本「彩、髪変になってね?」
彩の髪は、ボッサボサだ。
彩「あはは…全く、バレンタインデーめ…」
獄寺「楽しみにしてたんじゃねーのかよ。」
彩「そーだけど!風紀委員が不要物の持ち込み許せる訳ないでしょ。さっき迄、女子達と戦ってたんだよ。」
獄寺「あー、それでクラスの女子達がお前睨んでんのか。」
彩「没収して職員室の冷蔵庫に詰め込んで来た。渡したきゃ、放課後ってね。」
櫛で髪を梳かしていく、彩。
彩「そーいえば、昨日も酷い目に…」
山本「何かあったのか?」