第4章 アイドルの顔
1人目はリーダーのカケルさん。
紳士的なオーラがもうすでに出てる!やっぱすごいなぁカケルさん、、
『カケルかっこいいしょ??』
次に撮影待ちのシュンが話しかけてきた。
『ものすっごいかっこいい!さすがリーダーって感じ!!』
あんな紳士が彼氏だったらなぁ。なんてね!
『あ、カケル終わったね!!次俺の番!ちゃんと見ててよー??』
『はいはい!』
シュンは、とても明るく社交的で誰からも愛されそうな感じ。
あの満面の笑みを見たら、みんなイチコロだ。
その時。
トンッと誰かに肩を叩かれた。
え、なんだろう
私は思わず振り返る。
私の頬が小さく押される感触。
『引っかかりましたね!!』
家では中々みれない天使の笑顔で、アラタが立っていた。
トントン、ぷにって!!
『その笑顔が怖いわ!』
『僕はいつでも笑顔でいるんです!笑顔でいるといいことありますよ??』
お前がなにを言う、、!
『はいはい。』
ここもスルーだな。
後で覚えとけよ、と言わんばかりのアラタの表情。
目が笑ってない、、!