第2章 出会い
私はお兄ちゃんに連れられ、この大きな家の門の前に立っている。
これからどんな生活になるんだろう。
不安と、好奇心で胸がいっぱいになる。
『さ、れいな。入って!』
そういいお兄ちゃんは、大きな門を開ける。
門の先には色んなお花達が、私を迎え入れてくれるかのように綺麗に咲いていた。
『綺麗、、。』
思わず声に出してしまうほど。
『庭綺麗でしょ。カケルが暇さえあれば、手入れしてくれてるんだ。』
『カケルさんが!?さすがリーダーだね!』
『本当、カケルはしっかりしてるんだよ!さ、開けるよ!入って!!』
そういい、重そうな玄関の扉を開けた。