第7章 松本潤 × 先輩
「んん・・・」
瞼が重い。
そうだ、自習してたら寝ちゃったんだっけ。
起きないと、今何時かな・・
そう思いながら、目を開けると誰かいる。
瞳が見える。すごくキレイ。
まつげも長いし・・
って・・
「ま、松本先輩!?」
「あぁ、起きたー?」
『起きたー?』じゃないですから!そんな至近距離で寝顔見つめられてたなんて・・恥ずかしい!
なんて言えない。
「な、なんでここにいるんですか・・」
「だって、いつも一緒に帰ってるから。探したよ?」
先輩にとっては、何気ない一言なのかもしれないけど、破壊力・・ありすぎ。
「み・・見つけたなら起こしてくださいよ・・どのくらいいたんですか」
「うーん、一時間半くらい?」
そ、そんなに!
恥ずかしくて顔から火が出そう・・
「起こしてくださいよ!!」