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嵐 × 短編集

第33章 嵐 × 恋跡





でも、私は…



あなたの瞳を見つめる。


ただの空っぽな瞳。


それでも私は吸い込まれてしまう。




あなたという渦に。




どうやったら、抜けられますか?




「…彼氏いないのかよ」


「いないよ」


「彼氏いても、続ける?」


「知らない」










名前と体しか知らないあなたに







恋をした。






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