第14章 恋しすぎて
恋しすぎて
愛しすぎて
手を伸ばすけど届かないんだね。
必死に伸ばす手も、あなたは気づかない。
手は、あなたにかすりもしない。
恋しすぎて
愛しすぎて
手を伸ばしても届かないと知った。
この悲しみはどこにぶつければいいの?
あなたに触れることができるなら
私は何でもするかもしれない。
それだけあなたが恋しくて。愛しくて。
苦しいの。
気づいてくれないことが苦しいの。
笑って?
少しでも笑ってくれたなら、私は。
恋しすぎて
愛しすぎて
そのためなら私は何でもするかもしれない。