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歌詞って詩って

第13章 ごめん



「大丈夫、大丈夫」

君が優しくささやいた言葉。
私のために言ってくれた言葉。

優しい言葉のはずなのに、こんなに痛く、
心に刺さる。

私の胸に言葉を突き刺した本人は、
私のそばにいなかった。

「大丈夫、大丈夫」

なんで、なんで私は。
あなたの言葉を信じなかったのでしょうか。

なんで私は。
あなたを突き放してしまったのでしょうか。

違うの。
離れて欲しかったんじゃないの。

違うの。
側にいて欲しかったの。

いかないで

この言葉は届かないんだね。
もう君は、振り向かないんだね。

そっか。
そっか。

しょうがないのか。

私が、あなたを信じていれば…。

ごめんね。
信じれなくてごめんね。

素直になれなくてごめんね。

それと。

今までありがとう。
さようなら。
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