第9章 初期

あや
『うん…ありがと！！』

あやの持っている荷物を受け取り車の後ろから荷物を入れる



一也
『櫻井さんあいつに甘過ぎですよ！！』


翔
『かもね！！笑！！でも…普段が普段だから…俺が居る時位気を抜いて過ごして欲しいから！！笑』
それを伝えると運転席に乗る



一也
『…………』翔の愛情の深さも、あやが普段一人で頑張っている事にも気付きながら後部座席に座る



一也
『俺も結婚しよーかなー！』


あや
『しなよ！！！本当毎日幸せだよ？！ね？？』満面の笑みで翔をみる


翔
『だね！笑』運転しながら嬉しそうに照れ笑いする



一也
『櫻井家を見てると結婚しよーかなーって思うけど…俺の周り見てるとやめとこうかなっとか思うんだよ〜』


あや
『そーなの！？何で？？』


一也
『例えば…喧嘩したら一ヶ月口聞いてもらえなかったとか………家帰ると奥さんの小言聞いてるとか……帰ったら、もう帰って来たの？とか言われたとか…？？』



翔
『帰って来たのか……それすげ〜な！笑！！』


一也
『ですよね？？でも…結構あるみたいですよ？？』


あや
『そっか……でもそれって旦那さんにも原因あるんじゃない？？』


翔
『……だろーね…』


一也
『でも…櫻井さん家に帰ってあやが暗かったり、小言ばっかだったらどうです？？』


翔
『嫌だよ！！そんなの！！笑！でも…そうなったらとりあえず訳を聞くかな？？』



一也
『……ですね〜笑！！まぁこの事は香奈には内緒でお願いします』



あや
『ねぇーねぇ！！いっそうのこと…暗い奥さんだったら、電気消して、おばけ屋敷ごっこしてみるとかは？？』


翔 一也
『！！！！！！』


翔
『爆笑！！』


一也
『お前さぁ〜そんな事したら奥さん余計怒らせるだろ！！笑！！本当お前の頭ん中どーなってんだよ！！』


あや
『えぇ〜楽しいと思うけどなぁ〜！！』