第5章 ウエディング
あや
『………もしもし?……』電話に出るあや
翔
『……っ……』
裕太
『お前どうするの??』
あや
『笑!!大丈夫だってば!!また連絡するから』電話を切る
翔
『…ちょっと話しを聞いてよ!!』
あや
『っ!何??』
翔
『あいつは確かに元カノ!!
でも、俺今何とも思ってないよ!!
キスをしたのはあいつが何故かあやの仕事場とか知ってて…ちょっかい出そうとしててキスすればあやには手を出さないって言ってたからだよ!!……』
『だからと言ってしていい事では無いのもわかってる……けど…ここで意地張ってあやに嫌がらせされるよりって思った上での俺の考えだった…
それでも式をやめて日本に帰りたいなら止めないよ……俺が悪いから止めれないけど…
離婚はしないよ………絶対あやの信用を取り返すよ時間かけて』
あや
『……っそんなっ…翔君のバカ〜〜!!!』涙を流す
翔
『ごめんね??あや……許して?…こんな事二度としない』
あや
『……そんな事聞いたら許してあげるしか出来ないじゃ〜ん!!本当翔くんのバカ〜!!……』
翔
『ごめんね……あや』
あや
『……うん…』
翔
『…あやちょっと俺出るけど…あやどうする??』
あや
『えっ?』
翔
『色々あったし…今俺と居たくないかなって思って……』
あや
『…置いて行かないで?…っ……』涙を流し言う
翔
『……っ…あやが来てくれるなら俺も一緒に出掛けたいよ……』あやを抱き締める
手を繋ぎホテルを出て歩いていると……