第23章 別れ
あや
『背中流すね??身体洗う時呼んで?』
翔
『!!!っうん…』
しばらくして
翔
『あや!!』
あや
『はーい!!』
翔の背中を流すあや
翔
『……ありがとう…』
あや
『痛い??大丈夫!?』
翔
『うん!平気』
あや
『シャンプーするね』
翔
『…至れり尽くせりだな…』
あや
『何でもするよ!!』
翔
『…笑…俺の近くにいて??』
あや
『!!!っ…ありがとう』涙目になる
こうしてお風呂を終え夕飯を済ませリビングのソファーで横になりでくつろぐ翔
あや
『翔…っ…私の話し義也から聞いた??』
翔
『何で??』
あや
『あの人すぐ自慢気に話すから』
翔
『聞いたよ!…』
あや
『………そう……』落ち込んだ顔をする
翔
『どうした??』
あや
『………聞いてどう思う?』
翔
『…どんだけ辛かったんだろうって思う』
あや
『………他には?』
翔
『???あや何が聞きたいの??』
あや
『……そんな風に扱われてた奴嫁にしたのかとか思わなかった??……』
翔
『!!!何言ってんの??……おいで?!』あやに手を伸ばしあやの顔に触れる
翔
『もっと!もっと大事にしなきゃって思ってるよ』
あや
『!!!っ……っ…』涙を流す
翔
『……あやずっと辛かったね、毎日どこかで怖かったでしょ??』
あや
『……っ……』泣きながら頷く
翔
『もう大丈夫だからね!!』あやの涙を拭く
あや
『巻き込んじゃってごめんなさい』
翔
『俺が突っ込んで行ったんだよ自分から!!』