第20章 サプライズ
スタッフ
『もし、あやさんと出逢わなかったら……って思っちゃうんです!』
翔
『俺は、あやと出逢わなかったら何て考えたくないから想像出来ないよ!!けど…あやと結婚してもファンの方は、大事にしたい…あやには悪いけど…それはずっと我慢してもらわなきゃいけない……わかる??あやは他の一般人と結婚した人よりずっと我慢する事が多いんだよ……もう…やめない??こーゆうの』
スタッフ
『………っ…これからも…ファンを大事にしてくれるって約束して下さいね……笑……あやさんごめんなさい…』
あや
『あの…私…翔君が毎日ファンの方に最高の状態を見せれるように頑張ります……っ…本当にごめんなさい………翔くんと居させて下さいっ…』頭を下げ大粒の涙を流す
翔
『…っ…あや…辛い想いばっかさせてごめんね…っ…』
スタッフ
『……っ……あやさん!!本当……っ…悔しいけど…あやさん私が男だったら選んでたかも…って思っちゃう…こんな短時間でそう思うんだから………だから勝目ないつて思ったら悔しくなっちゃって……ごめんなさい…』それだけ言うと楽屋を瞳を潤ませ出ていく
2人に気を使い一也も楽屋をそっと出ていく
翔
『………』無言であやを抱き締め背中を撫でる
あや
『…私もっと頑張る…』
翔
『それは…ダメ!!あや!!俺は頑張って欲しくないかな……じゃないと俺も休まらなくなりそうだしね…笑』
あや
『…そっか……翔くんが家に帰って来るの嫌にならないように気を付けるね!…』
翔
『うん!!笑!!そうして下さい、俺も帰って来て欲しいってずっとあやに想って貰えるように気を付けるわ!!笑』
あや
『…笑…そこは気を付けなくても大丈夫なのに!!笑』
こうして妊活をしながら数ヶ月が過ぎていった