第14章 箱根旅行
あや
『……っ……良かった……』泣き出すあや
翔
『…ごめんね??…こんな事なら早く話せば良かったね』
あや
『ううん!!……ありがとう……』
翔
『あや傷の事は俺何もごめん考えてなかった!!それくらい気にしてなかったよ』
あや
『!!っ…うん………』大泣きするあや
翔
『………あぁ〜2人になりたい!!笑』
あや
『笑……』
翔
『プール行く??』
あや
『うん……』
皆んなが待つプールへ向かう手を繋ぎ歩いていると
お風呂で子供が1人泣いている
あや
『どうしたの??』
子供
『パパが居なくなっちゃった』
あや
『そっか!!じゃ〜パパ一緒に探す??』
子供
『うん…』
あやが子供を抱っこする
翔
『あや俺が抱こうか??』
あや
『ううん大丈夫ありがと』
あや
『今日はパパと2人で来たの??』
子供
『パパとあつしくんとれっちゃんとゆみこちゃん』
あや
『……そっか…』ママが居ない子なのか気になるあや
翔
『いいなぁ〜皆んなでお出掛けかぁ〜』
子供
『うん!!でもママには内緒だよ!女の子と遊ぶとママ怒るから!』
あや 翔
『!!!!!!』顔を見合わせる
あや
『そうなんだ…そうやってパパが言ってたの??…』ショックを受け涙目になる
子供
『うん!!』
翔
『…よし!!じゃ〜肩車してやるから高い所から探してみ??…』そっとあやの背中を撫で子供を肩車する
子供
『…うーんと!!あっいたー!!パパ〜!!』遠くで手を振る父親
翔
『良かったな!!危ないから降ろすよ!!』
あや
『はい!!おいで??』あやが抱き父親に引渡す
父親と一緒に居た女達
『きゃー翔くんじゃん!!今まで一緒に居たの??羨ましいーぞ!!』
父親と父親の友達
『本当だよ!!こんな綺麗な人に抱っこされて!!』
父親
『ありがとうございました!』