第12章 喧嘩
「昨日は、言いすぎた。ごめん」
「あたしもごめん。。」
あたしが、下を向きながら言ったから
翔くんはあたしの顔を覗き込むように見てきた
どうしよう。そんな見ないでよ。。
あたしは、ちょっと翔くんを見て
すぐ視線をそらした
翔くんは、にやっと笑った
「な、なに。。」
「いや〜笑」
そう言って
あたしのおでこに優しいキスをした
あたしも翔くんも微笑みあった
「じゃ、帰るぞ」
「うん。帰る〜」
「乃愛〜?」
「ん〜?」
「俺さ、乃愛のこと本気だから。だから、もしこの先何があっても俺のこと信じてほしい」
「うん。どうしたの?笑」
「いや、この先何があるか分かんないからさ!乃愛以外の女は考えらんねぇーから」
「うん//あたし、翔くんのこと信じる。何があっても」
「分かった!約束だぞ?」
「うん!約束〜!」
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この時は、先のことなんて
何も考えずに約束しただけだったんだ。
あたしは、この時にはもう、
翔くんはあたしのと勝手に思い込んでた
翔くん、なんでこんな約束なんてしたの?
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