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帝王とあたしの関係

第7章 噂


翔sade




今日で、やっとドラマの撮影も終わり
今から打ち上げ



意外とあっという間に終わったな



会場に行くと、すでにもうみんな集まっていた
そこには相手役の石原優香もいた


「あっ、櫻井さん隣どうぞ!」

「あー、ありがと」

正直、こいつとあまり関わりたくない。。






打ち上げもなかなか終盤になってきた

「櫻井さん、この後2人でどっかいきません?相談したいことがあるんです」

石原優香が小声で誘ってきた

「ごめん、この後用事あるから」

早く家に帰りたかっただけだけど。

すると、石原優香は
「あたし、櫻井さんの秘密知ってるんですよね〜。」



なんなんだよ、めんどくせーな



「女子高生とは、上手くいってます〜?」



俺はびっくりするのを隠せなかった



「冗談ですよー!櫻井さん焦りすぎ!笑」




俺は結局、石原優香の相談とか言うやつに付き合った




「相談って何?何か悩んでるの?」


俺は至って優しく話し掛けた



「あたし、女の人に凄く嫌われてるみたいでーー」




1人でベラベラと喋り出し俺は適当に頷いた





「今日は、ありがとうございました!なんかスッキリしました!」


「それは、よかった。これからも頑張ってね、じゃ、これで」


そう言った途端、石原優香が俺の腕を掴んできて、


「雨降ってるからいいですよ」


そう言って俺を傘の中に入れた



いわゆる、相合傘




「俺、タクシー呼ぶから大丈夫だよ。ありがとね」


俺はそう言って走ってコンビニまで行きタクシーを呼んだ



ほんとにあいつ何がしたいんだよ

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