第16章 将来
次の日
学校で面接の練習が終わった後、
先生から
「橋本!!かなり急だけど、試験日が決まったぞ!」
「え、いつですか〜?」
「それがな、明後日なんだよな。。」
「明後日!?」
「で、今日ファックスで届いたんだけど、明日が見学あるらしいぞ!これは、絶対行った方がいい!」
「分かりました〜!明日行ってみます〜!」
先生に明日の日程のプリントを
もらって帰った
それにしても、かなり急だなー
まあ、顔覚えられるためには行った方がいいよね!
雰囲気とかも大事だし!
学校から帰ってる途中、翔くんも
はやく終わったみたいで車を停めてくれた
「翔くん、試験日ね明後日になった!」
「え?!明後日?!急過ぎない?」
「あたしも聞いたときはびっくりしちゃった笑!で、明日、見学会があるみたいだから、それにも行ってくる!」
「なんか、怪しくね?」
「なんがー?だって病院だよ?」
「まぁ、大丈夫か笑 病院だもんな」
「うん!頑張ってくるね!」
家に帰り、翔くんとまた面接の練習!
なにも言わず、練習してくれる翔くんは本当に優しいなぁー
「乃愛、だいぶ良くなったよ!」
「ほんと!?よかったぁ〜!!」
「この調子で頑張れよ!」
「うん!」
丁度そのとき、ニノから着信がきた
「ん?ニノからだー。どーしたんだろ?」
そーいうと翔くんが
「ニノから?!」
めっちゃ反応してる笑笑
「もしもしー?乃愛?明日って暇?」
「んー、暇じゃないかなー笑」
「なんだよー。いつも暇してるくせにー」
あたし、高3なんですけど!いろいろ忙しいんですけど!笑
「あたしだって、今めっちゃ忙しいの!暇なときは連絡するけん、またね!」
翔くんは、ほっとしてるような
してないような表情なのはなぜでしょう。笑
「乃愛、暇な時は連絡するって…笑」
「ん?だって、ニノ友達いなそうだから可哀想じゃん笑」
「まぁ、、笑」
なんか、不満そうだったけど
まぁいいや!笑