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一人のファンと嵐様

第9章 入試


茜side

いよいよ試験会場についた。
さすがに緊張したが、みんなのことを思うと不思議と落ち着くことができる。
最初は筆記試験だ。
国、数、英の3教科だ。
苦手教科が理科なのでまだよかった(笑)
でも、数学も苦手だったから翔ちゃんや松潤にみっちり教えてもらった。

((はじめ!))

緊張感の中、シャープペンシルの音だけが会場に響く。
できる、できる。
そう言いきかせながらといていく。
あ、ここ翔ちゃんが教えてくれたとこだ。
ここは松潤が教えてくれたとこだな。
リーダーもここ、教えてくれたなぁ…
なんて考えながら進めていく。
自分の中では精一杯できたと思えた。

そして実技試験。
ピアノ科は競争率が高いからたくさんの人がいたが、それでもしっかりとやりきることができた。
翔『ここはpをしっかりかけて…』
二『ここはなめらかに』
またそんなことを思い出しながら。

最後は面接試験。
なんだかんだ言って、2人もたくさんアドバイスをくれた。
失敗したってちゃんと気持ちが伝われば大丈夫だ、こういうときはこう答えるといいとか…。

全てベストを尽くすことができた。
やるだけのことはやった。
後は結果だけだ。


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