第2章 ダメージレポート
涙が出そうになる程の痛い出費に、
エルヴィンは只管落ち込んだのだった・・・。
因みにナナシに関しては
リヴァイが上手く言い包めて引き止めておいてくれたので、
良かったと思っている。
どうせならあのまま既成事実を作れてしまえば良かったな~と零したら、
リヴァイに思いっきり殴られたので
それなりには反省しているつもりだ。
他の兵士達へはミケが色々とフォローを入れてくれたらしく
大事にはなっていない。
だが、立場ある身としては自ら処罰を受けるべきだと考えたので、
エルヴィンは二ヶ月の減棒処分を自らに課した。