第5章 ラッキーアイテム!?
朝。登校した途端。
緑間「。今日は1日、俺と一緒にいるのだよ」
「……はい?」
高尾「なんか、今日のラッキーアイテムが女子マネージャーなんだってー」
緑間の後ろから、高尾が付け加えた。
「いやいや、なんで私!?」
高尾「秀徳で女子マネージャーはお前だけだし」
マジデスカ………………。
「……と言うわけで、今に至ります……」
部活前、私にベッタリの緑間を不思議に思い、先輩達が
話しかけてきた。
宮地「……緑間お前……」
緑間「ただのラッキーアイテムです」
ただのラッキーアイテム!?
「ちょっと!散々迷惑かけといて、ただのラッキーアイテム!?」
授業中も、私が緑間の隣の席に移動するはめに。
先生も皆も緑間の変な癖を知っていて、何も言わなかった。
高尾「そのかわり、変な目で見られたけどね」
緑間「人事を尽くすのに恥を気にしていては、人事を尽くしたとは言えん!」
高尾「だそうです」