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狂愛

第9章 兄の様子


「あーあ、イっちゃった…。」

翼は凛音の身体を抱き上げた。

「ぅ…。」

「でもまだ挿れない。」

「っえ…⁈」

凛音は驚いた顔をした。

「そのまま座っていて。」

そう言うと翼は、机の引き出しからローターを取り出した。
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