銀魂かっこいいタイトルつけたら更新できないと思うからごめんね
第8章 章名で話の進み具合判別できなくてごめんね
左頬へ微かに触れるふわりとした銀髪
屋内であるのが勿体ないと思った
きっと外で太陽の光を受ければもっと輝いて見えるのではないか
甘い香りを漂わす彼は、やはり男の人で
異性の香りがした
抱き締められていることを理解するまでぼんやりとそんなことを思っていた
ものの2、3秒だったのかもしれない
すごく長く感じた
その数秒間から段々と意識を取り戻したとき
私は一気に心拍数が上がりきり、ゆでダコのように真っ赤になっているのが自分でもはっきりとわかるぐらい顔が熱くなっていた
「…ッえ?あ…」
声を発し離してもらおうとしたが、あまりの混乱状態に言葉にならなかった
そんな私の声に彼はピクッと一瞬身体を震わせるとさらにぎゅうっと私を抱き締めた
声を聞いてさらに強く
それでいてどこか優しく
離したくないとでも言いたげに