あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!
第7章 第六章
赤司side
午後の授業が終わり放課後
練習を少し抜けていつも通りと一緒に旧校舎へ向かった。
貴女(もう一人の)side
今日は学校に朝届いた。DNA検査の結果が書かれた用紙を持ってきた。
そして今は放課後…
生徒会の仕事を済ませケンと一緒に旧校舎へ…
テレビをつける。数分後映った私が元居た世界。
赤『やぁ』
もう一人「征君…」
赤『どうしたんだい?元気がないじゃないか…』
倉「実は話があるんだ」
もう一人「見て」
鞄の中から取り出した封筒その中に入っている用紙をテレビ画面に映す。
赤『そんな…馬鹿な…』
赤司side
そこにはDNA鑑定の結果が書いてあった。
色々難しいことが書いてあったが、結果に“親子”だ。ということが書いてあった…まさか…そんなこと…次元を越えた姉妹?そんな馬鹿なことあるのか?
貴女「えーなになにえっとでぃーえぬえー鑑定?あーDNA鑑定ね。でもなんで…え…どういうこと…私、貴女と…姉妹関係にあたるの?ねぇ嘘だよねっ!だよね!ねぇ征君そうだよね…そんなことありえないよねっ!」
弱弱しくなっていくの声。
貴女「ねぇ…嘘だよね。嘘って言ってよ…征君…!」
赤「…」
俺はを抱き締めた。それしか今の俺には出来ないと思ったからだ。
好きだ…大好きだ…
愛してる…
君を…元の世界に返したくない
ここに居てくれ
俺の傍にいてくれ…
俺は我儘だな…
でもこれは俺の本音なんだ…
倉井side
まさか親子という判断になるとは…
俺も嘘だと信じたい…けどDNA鑑定でそう出たのなら仕方ない。信じるしかないということになる。
俺は…お前を向こうの世界に返したくない…
貴女(もう一人の)side
入れ替わっても支障がない。
でも、色々とまた分からないことが出てくると思う。
その時はその時だ。
私はここに居ていいのなら…私は
この世界に居たい…
貴女side
姉妹関係?なのかな
それとももう一人の自分
…何でもいいや
きっとあの子はもう一人の自分そんな気がする
あの子この世界に帰りたくないんだ
分かるよ。
幸せなんだよね。
私も幸せだもん。
ねぇ
そうでしょ?