あの子と入れ替わっちゃって黒バスの世界に来ちゃったっ!
第4章 第三章
赤司side
貴女「あーもー!!!わかんなぁい!」
と叫んだ。
確かに手掛かりの一つもない。
どうしようもない。
何故頭が回らない…おかしい…
いつもだったらすぐ対処法を思いつくのに…
何故だ。
貴女「本当にわかんなぁい」
赤「クスッ」
わかんないわかんないと言っているを見て微笑んでしまった。
全く…落ち着けばいいのに…
倉井side
貴女「本当にわかんなぁい」
落ち着けよ、…
赤「クスッ」
赤司がを見て微笑んだすごく優しい微笑みだった。
アイツは昔から何か分からなかったらわかんなぁいと連呼する。
久しぶりにのあんなとこ見た。少し懐かしかったけど複雑な気持ちに駆られた。
なんか良いのか悪いのか分からなかった。
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貴女side
私達は…分からない。
何が正しくて、どうすればいいのか…
倉「そんな暗い顔すんな!大丈夫だって!」
貴女「うん…」
みんなで頭を捻っても捻っても何も出てこなかった。
そして時間だけが過ぎていく…
最終下校時刻
貴女「…今日も何も案が出なかったね。征君」
赤「…そうだな後、六日…」
貴女「…うん。そうだね。」
家に帰ると一緒にご飯を作る。
今日はカレーだ。
私の好物でもある。
赤「は中辛かな?」
貴女「そうだよ。よく分かったね」
赤「言ったろう俺はのことは分かるって」
貴女「ありがとう。征君…」
私にとって、征君という存在はとても大切な人。
前まではファンというか、信者のようなものだったけど今は…
赤「よし、じゃあ炒めていくよ」
貴女「うん。ありがと…」
貴女(もう一人の)side
もう一人「送ってくれてありがとう。ケン」
倉「いつもそうだろ?別に気にしてねぇよ。てかお前本当は中学二年なのに高二の勉強よくついていけるな」
もう一人「塾に通ってて中学の勉強は一通り終わってて今は高二の勉強で丁度同じくらいだったから分かるし解けるの。でも分からなかったら教えてねケン。」
倉「おう!任せとけっ」
貴女「じゃあまた明日ね。」
倉「おう!」
刻々と時間は過ぎていく…
今日を合わせて
後六日…