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結婚するまで sex しません

第12章 したい


「あっ! もしかして、私またキスしてる最中に寝ちゃった!?」

「うわ、びっくりした」

飛び起きた私に、雅樹くんが驚く。

「寝てた…? 私…」

私は彼の顔を見て尋ねる。

「うん…。まぁそうかな…ふふ」

彼が笑いながら答える。

「ごめんね…」

私は仰向けに寝てる彼の胸に乗っかる。

「いいよぉ」

雅樹くんはなぜか嬉しそうに私の頭をなでなでナデナデする。

「気持ちよかった?」

ぎゅうーって抱っこして、私の耳もとでささやく。

「…うん」

ちっちゃい声で私は頷く。
ちょっと恥ずかしい…かなり。

「中でいったの初めてですよね?」

「もう…もう…! 恥ずかしい!」

「もう一回してあげようか?」

「もういいって! 服、どこ?」

とりあえず逃げたくて、私は身体を起こそうとする。

「じゃあ今度してあげますね」

ぎゅ

「きゃー!」

彼がまたぎゅうーって私を抱きしめた。

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