第3章 嵐:櫻井翔
何が好きなんだろう、って。
を見ながら考えた
特別、可愛いわけでも美人でもない
お金もないし、普通だし。
「〜、お腹減った」
はしゃぐ奴らの輪の中から
を呼び出す。
「帰ろっか。」
分かってる。
愛されキャラなんだよな。
別にそこら辺に
よくいる子なんだけどさ
なんかほっとけなくて、
一緒にいたくなって
「…ん、」
「どうしたの?」
ぎゅ、ってしたくなって
「…なんか好きなの。」
「…ふふ。妬いたんだ」
「ちがいますぅー」
愛を伝えたくなったりして
ああ、
これが好きになる事なんだって
ほんわかな気持ちになった。
( なんか、好きなんだよ) END