第14章 嵐と関ジャニ∞
ーーーーリターンズside
「あ、あの。でもさ
私と付き合ったとしても、
もうすぐイギリスに帰るんだ…私…
だから、その…」
遠距離恋愛なんて耐えられるわけなかった
イギリスに帰ったら、
私は日本に戻る事も住むこともない。
向こうで家の跡を継ぐ約束がある
国際科にはそういう人たちの集まりだ
実家が地位あるとこで、
お金持ちばかり
だからこそ校舎が別棟であったり
日本に1年しかいなかったりするんだ
「平気だよ、俺ら」
「イギリスと日本の遠距離でも。」
握られた手
至近距離で2人が頬にキスをした
「好きだけどさ…」
「離れる前に言わないとダメでしょ?」
遠距離恋愛なんて知らないって、
抱き寄せられニヤリと笑った2人
ああ、これが愛された代償だ。
きっと一生をかけて私は2人に
溺れるぐらいに愛されてしまうんだ
《 好きだけどさ… 》 END
好きだけど、
2人で君を愛でるのも悪くないなぁ
だから待っててね。
君に似合う男になって、
イギリスに飛んで迎えに行くから
"2人"でね